高校生の娘と母の会話

母 そろそろ、大学進学どうするか決めないかんよね。
  ○○ちゃんはどうするの。

娘 高校卒業後はネイリストになるち、いいよるよ。

母 ネイリストちゃぁ。なんね。

そばで聞いている父の心の声
  ネイリストちゃぁ、なんや。またわけのわからん仕事やの。
  何のことかいな。

娘 ほら、歌手やらが手の爪にいろいろ絵を描いたり、星をつけたりしとうろうが
  あれをする仕事みたいよ

父 そんな学校があるとや。(思わず口をはさむ)

娘 専門学校みたいよ。

数日たって、井戸端情報通の母からの話

母 この前○○ちゃんがネイリストの学校に通うっていいよったろうが。
  教材費やらで20万・30万くらいかかるようよ。大変ちばい。

娘 才能があると、結構いい給料もらえるみたいよ。

母 そんな、才能はあんたにないことは、この私が一番しっとう。

娘 そうなんよね。そんとこまでかあさんに、似とるもんね。
  ところで私の進学の話はいつすると。なんかいい考えある。

母 あ、あんたの進路の話を考えるの忘れとった。
  
父の声 似た者親子やね。娘の将来に不安を抱く父でした。